不定期連載

待ちきれないっ!!

第四部 ☆ガールズライフ☆

第二話 カタマチライフ

バイトをしたいと言ってきたのはエリカとキョウコだった、うちの店長(35歳独身、彼女は27歳のお医者様)はバイトも少ないということで二人を雇うをことにした。キョウコは女子高生かと思ったら中退してるらしくマ○エーでレジ打ちをしていたが、家計を支えるために新たにバイトを増やすというわけありお嬢様だった。エリカは最近の子らしく、ブランド品やら化粧品のためにお金が欲しいって感じで、グッチのロゴを写メで撮り待ち受けにしているくらいだった。店長はジェネレーションギャップに苦しみながら何を話していいかわからないって感じだった。それでも二人の働きはなかなかしっかりしていて(外見に反して)、何より女子高生という看板はお客のうけも良かった。が店長はあまり信用していないらしく、「あ〜ゆうのは、もっと稼ぎのいいとこにいってしまいそうだ」と常々言っていたのだが……。今考えたらこのころのおれってハーレムだったんじゃ………。でも不思議とながら恋愛感情を抱くこともなく、お互い兄と妹みたいな関係にしっくりきていた。タカは「お前いかないなら、おれに回せ」ってなことを言ってくるがもう愛ちゃんのときでこりごりなので、右耳から左耳に絶妙のスルーをかましていた。またミカは友達に彼氏を探してときたが、それが大仏みたい子で……。こんな子友達に紹介したら縁切りされてまうって感じやった。友達が冗談で「お前付き合えや」と大仏のいる前でとんでもない振りをしてきたので「豚は豚小屋へ、大仏は奈良へ帰れ!!」(注:ケンシロウvsハート)と言えるわけも無く、「おれなんて……」と自分の駄目出しによりこの危機を回避した。大仏は夏にイギリスに一年間留学するらしく、だからジャパーニーズHUDEOROSHIをしたかったのではないかと勝手に推測したが、結局手付かずで帰ってくれば同じこと。英国人に東洋の神秘を理解することは不可能に思えた。結局、操をkeepしたまま出国となった。そんなこんなで一年が過ぎ、彼女らも卒業となった。ミカは進学、エリカはうちのバイトをやめ店長の予言通りお水へとジョブチェンジした、ご両親には内緒らしくうちでバイトを続けていると信じてるらしい。キョウコはチラシを作る会社に勤めることとなったものの一、二ヶ月で辞め○エーで再びレジ打ちをすることとなった。
それからさらに一年が過ぎたある日……

マモルと(イケメン)ダテ君と三人で片町で飲んでてスクランブルでの信号待ちの際、「一時間四千円なんですけど。どうですかぁ〜」と何処かで聞いたような声。女は妙にニコニコしながらダテ君に話かける。信号が変わりスクランブルを渡るとき、「さっきの女って、エリカだよな??」とマサルとおれ……。立派にケバク&派手になって…、両親にはバレとるやろな……。なんかうちのバイトに誘ったことを少し後悔しかけたが、お水だって立派な接客業!!と自分で自分を納得させ、また魚民に飲みに行った……。




終わりっ。