不定期連載

第四部 ☆ガールズライフ☆

第一話 彼女らのアイデン&ティティ

「あ〜、暇だ!!」おれとタカは魚民で飲んでた、三年の春休み(もうすぐ四年)ごろだった。なぜか男二人で飲んでたのだが、ウダウダな感じになってきたところだった。「おい!!スタビ(スタービーチ)しようぜ」「えっ!?」おれはちょっと戸惑った、このころはサクラも多く、第一あの宗教と出会ったのもスタビじゃねえか……。しかしいい感じで酒もまわっていたし、他にすることも無かったので携帯を取り出した。案の定、掲示板を見たが胡散臭い書き込みが多くどれに返信しようかと悩むところだ。俺たちは一番アンパイなところに二人同時に返信し、向こうからのRe;Reを待つことになった。しばらく待つがこないので、タカは寝てしまった。するとタカの携帯がなった♪(着メロは大花火←スロットの機種)。Fish on!!!タカは寝ているので、俺がゴーストととして返信することにした。なによりタカに任せるのはいささか不安だった……。いかにメールのやり取りを続けるか、このときはまるで松方ひろきとカジキマグロとの格闘のようだ。リールを引きすぎてもいけない、かといって遊ばせすぎてもいけない。漁師と獲物……、このときは自分が漁師だと思っていたが……。時間として数十分、格闘のすえ見事三人を釣り上げることに成功した!!えっ……、三人??ということで、うちらの仲間のイケメン担当、ダテ君を呼ぼうとしたのだが連絡が取れないっ、仕方ないのでお笑い担当、マモルを呼ぶことにした。(覚えておられる方もいるかもしれないが、マリと切ない恋愛を演じた男だ)マモルの車で待ち合わせ場所の寺町のコンビニまで行く……。コンビニでしばらくするとそろ〜っとこちらを覗き込む女の子が現れた、「大丈夫、普通な人っぽいよ」(おいおい、こっちはいたって普通やっちゅうねん、っていうかお前ら常習犯やな!!)と暗闇に声を掛けると残りの二人が現れた。若い!!どう見ても未成年!!!勇気を振り絞って「年いくつ?」「高校生だよ☆」…………………っえええ??(これって、条例とかに触れるんじゃ……??)しかし前科の覚悟はできていた、だって花の?女子高生ですよ、あなた!!車二往復でまた片町に逆戻り、何となくまた魚民に行くのは気が引けたので白木屋に行くことにした。3×3の合コン状態☆いちお女の子の紹介をすると……、中島美嘉を身長145cmにしたような感じのミカ、サトエリの顔はそのままにスタイルが20%引きのエリカ、最後はゴリエをもうちょっとだけ女の子ぽくしたのがキョウコだ。10代のしかも、女子高生などと会話が盛り上げるか心配ではあったが、オツムの中味はいい勝負だったので予想外に盛り上がった。teenと頭の構造が一緒なのに複雑な心境になったが、芸人として新たな自信を身に付けることとなった。支払いの時彼女らの目が\マークに見えたが、嫌な顔一つせず彼女らにおごった。うちにはエロエロスロット成金のタカがいるので、女の子の手前もあり余計に払ってくれた「ゴチになります!!!」その後レジャランに行きカラオケ→プリクラ。このときゴリエは結構酔ってたらしくおれに抱きついてきたので、嫌がりながらも胸のぬくもりだけは頂戴した(意外に巨乳♪)見ず知らずの男たちとここまで盛り上がるなんてすげぇなとちょっと関心し、また携帯一つで相手を探す十代の女の子にパワーを感じてしまった。レジャランを出る頃はもう朝で朝日がまぶしい時間になっていた。別れ際に、彼女らのバイタリティを買ってダメモトではあったがバイトの勧誘をしてみた、このころバイトの面子はわきがの愛ちゃんとおれの仲間内からジャイコやらJ(参考文献:男塾)と呼ばれる、熱い拳をもつタメの女の子の三人だけだったので。まぁ、相手の得体も知れなかったのであまり期待はしないでいた、第一スタビで知り合った仲、今日だけの付き合いとも思っていた。

数日後……、エリカから着信「あの〜、バイトしてみたいんですけど……」おれたちと女子高生の奇妙な縁はもう少し続くみたいだ………。

続く……。